8/27の『ながら日経』から、今日の経済ニュースをサクッとチェック!👀✨
資材インフレと円安で三菱商事連合が国の再エネ戦略の要、洋上風力発電からまさかの撤退へ…。😭
さらに、猛暑・豪雨による利益減を補償する新しい保険や、日経・朝日 vs. AI企業の著作権訴訟など、ビジネスの最前線と生活に直結する重要な動きを、分かりやすくまとめました!
今回の配信内容🎧
日本のエネルギー政策を揺るがす洋上風力発電の撤退ニュースをはじめ、異常気象リスクへの企業対応、生成AIの著作権問題、そして2026年度の税制改正要望(自動車税・NISA)といった、グローバル経済の波と技術革新、家計に影響を与える主要なビジネス・経済トピックを深掘りしています。
🏭 エネルギー戦略の総崩れ?三菱商事連合、洋上風力から撤退
三菱商事連合が、千葉県沖と秋田県沖の3海域で進めていた洋上風力発電計画からの撤退調整に入りました。
- 撤退の核心理由: 安値落札に加え、世界的な資材インフレや急激な円安により、事業採算の確保が極めて困難になったため。
- 国への影響: 国が推進してきた再エネ大型事業が頓挫したことで、再生可能エネルギー戦略(再エネの主力電源化)の導入に遅れが生じる見通し。今後、公募ルールの見直しなど仕切り直しが不可避。
【情報源】 経済産業省の関連資料(今後の本合同会議の進め方について・2025年9月11日時点)
経済産業省PDF
- 教訓: グローバルな経済環境の変化(資材高騰)が、国の脱炭素目標を直撃した、まさに大型インフラプロジェクトのリスク管理の難しさを示す事例。
☔️ 猛暑・豪雨のリスクを補償!三井住友海上の新保険
三井住友海上火災保険は10月から、猛暑や豪雨による客足減少といった利益損失を補償する企業向け保険を販売します。
- 補償の仕組み: レジャー施設や農家など、天候に左右されやすい業種が対象。損害調査を行わず、気象データ(気温や降水量など)が契約時に定めた基準に達すると、定額の保険金が支払われる「天候指数保険(パラメトリック保険)」を採用。
- 目的: 異常気象が常態化する現代において、企業経営の安定を支援するために開発。
- 革新性: 従来の保険と異なり、迅速な保険金支払いが可能。
【情報源】 三井住友海上、「天候指数」保険提供へ=異常気象に備え、企業向け(防災・危機管理ニュース)
防災・危機管理ニュース記事
⚖️ AIと著作権の最前線!日経・朝日が米新興企業を提訴
日本経済新聞社と朝日新聞社は、生成AI検索サービスを提供するアメリカの新興企業「パープレクシティ(Perplexity AI)」を東京地裁に提訴しました。
- 訴訟の論点: AI検索による記事の無断での収集・複製・利用(著作権侵害)の差し止めと、それぞれ22億円(合計44億円)の損害賠償を求めています。
- 背景: パープレクシティは、両社が 「robots.txt」で記事利用を拒否する意思表示 をしていたにもかかわらず、これを無視してスクレイピング(自動収集)を継続していたとされています。
- 国内の動き: この動きは、読売新聞社による提訴に続くもので、AI時代におけるコンテンツの権利保護と情報利用のルール作りが、日本国内でも本格的な法廷闘争へと発展しています。
【情報源】 朝日新聞社と日本経済新聞社がPerplexity AIを提訴したという公式発表を報じたニュース
Media Innovation記事
🚗 家計に朗報?経産省、自動車購入時の税金廃止を要望
経済産業省は、2026年度の税制改正要望で、自動車の購入時にかかる税金のうち「環境性能割」の廃止を盛り込む方針です。
- 要望の意図: 消費者の負担を軽減し、自動車の購入を促すことで、国内需要を下支えする狙い。
- 背景: 特に、トランプ米政権の保護主義的な関税措置が現実味を帯びる中、打撃を受ける可能性のある自動車業界を国内市場で支援する政策的意図も強い。
- 現状: 自動車関連団体からも、環境性能割や自動車重量税の廃止を含めた、複雑な自動車税制の簡素化と負担軽減を求める声が上がっています。
【情報源】 自動車関連団体が総務省へ提出した、自動車税制のあり方に関する要望書
総務省PDF
💰 NISA運用資産の柔軟な入れ替えを!金融庁が要望
金融庁は、少額投資非課税制度(NISA)について、運用資産の入れ替えを可能にするよう、2026年度の税制改正要望で求める方針です。
- 要望の具体的内容: NISA口座内で保有商品を売却し、他の商品へ入れ替える際、非課税保有限度額が消費されないようにすることで、柔軟なスイッチング(リバランス)を可能にする。
- 狙い: この制度変更が実現すれば、ライフスタイルや年代に応じた柔軟な資産形成ができるようになり、より多くの現役層のニーズに対応可能。
【情報源】 金融庁が公表した令和8(2026)年度税制改正要望
金融庁PDF
🍱 おせち商戦:物価高で「コスパ」を競う
2026年正月向けのおせち商品が揃いましたが、物価高を受けて節約志向が高まる中、お得感の打ち出しに腐心する企業の姿勢が見られます。
- 東武百貨店: 肉料理を中心に、成人男性が1日に必要なカロリーの3倍弱に当たる7,500キロカロリー超の商品を投入。
- 高島屋: 1万円以下で購入できる弁当サイズのおせちを売り込み。
- ここがポイント👌: 正月などの「ハレの日」の商品においても、物価高と節約志向が消費トレンドの中心。企業は量(カロリー)か価格(手頃さ)のどちらかで コストパフォーマンス(コスパ) を競う状況。
【情報源】 消費者物価指数(CPI)の動向は、家計の節約志向が高まる背景を示しています。
総務省統計局 CPI速報
🍁 季節の話題:猛暑の後の秋の気配(経験)
週間予報では猛暑日が続きそうですが、暦の上では9月に入り秋の入り口に立っています。
- ホストは「気持ちだけでも秋を先取りしたい」と思い、雑貨屋の 「おつきみ飾りのコーナー」 を覗いたといいます。お団子やうさぎの飾りを見て、子供と一緒におつきみの絵を描いてみようというアイデアが浮かんだそうです。
- また、日中は厳しい暑さが続きますが、朝早い時間や夕方になると少しカラッとして過ごしやすくなり、季節が少しずつ進んでいることを実感できると述べています。
- ここがポイント👌: 長引く猛暑の中、日本の生活者は「おつきみ飾り」といった伝統的な季節のモチーフを通じて、気分的な秋の訪れを求めています。これは、厳しい環境下で心の平安を保つための生活者ならではの経験(Experience)と言えるでしょう。
【情報源】 気象庁の季節予報や長期予報は、猛暑が長引く背景となる気象情報を提供。
気象庁 季節予報
まとめ👍
今回の配信は、日本の経済・社会が抱える 「課題」と「対応策」 が詰まった内容でした。
- 洋上風力発電の撤退は、再エネ推進の難しさ(資材高騰・円安の影響)を痛感させる事例。
- 三井住友海上の異常気象リスク保険や、NISAの柔軟な入れ替え要望は、変化する時代に対応しようとする前向きな企業・行政の動き。
- AI著作権訴訟は、情報の権利保護と利用ルール作りの大きな一歩。
- おせち商戦や季節の話題は、生活者の節約志向や心の安らぎを映し出す。
✨ ぜひ、この波に乗って自分の資産やリスク管理を見直してみましょう!
配信元情報
- 番組名: ながら日経
- タイトル: 三菱商事連合_国内3海域の洋上風力発電撤退、三井住友海上、猛暑・豪雨の客足減補償
- 配信日: 2025-08-27


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